電子レンジが壊れた日
2015年09月25日
その日は突然やってきた。
朝、1階へ下りると何やらキッチンが慌ただしい
?と思い覗いてみると電子レンジを掃除している人が…
「何やってんの?」と聞いてみると、「スープをこぼした」と。
ふと横を見ると、スープが入っていたであろう皿が悲しく放置されていた。
その姿から、かなりの量のスープをこぼしたのだろうと想像がついた
一通り掃除をし再び温めようとしたその時
ピピピピ
と、エラー音が
何度か試したが結果は同じ
まさかと思い説明書を見ると……
「修理サービスまたは販売店へご連絡ください」と確実に壊れましたと言わんばかりの説明書きが記されていた…
チーン…
そこに追い打ちをかけるように翌日は子どもたちの体育祭。
その後はシルバーウィークと何かと弁当の出番が多いわけで…
その日から電子レンジのない日を送っている…
こうして生活してみると本当に便利な家電製品なのだと痛感した。
今では冷めた料理もちょっと温めて食べることもできないし、作り置きすることもできない。
お弁当も油で揚げたりフライパンで焼いたり湯せんで温めたり…。
そう思うとレンジのなかった時代はこれが当たり前であって、自分の母親の頃はこうしていつもお弁当を作ってくれてたんだなとふと思った。
便利になった世の中。
世の中が便利に変えたのか、便利なものが世の中を変えたのか…
私にはよく分からないが、突然壊れたレンジのおかげで、ありがたさや当たり前に使える幸せを改めて感じた。
そう思いながら1日も早いレンジの復活を心待ちにしているスタッフ2号なのでした