埼玉から宇宙
2012年03月31日
こんにちはスタッフ2号です
この間テレビで小惑星探査機「はやぶさ」を取り上げた番組がやっていて
その中で「はやぶさ」に使用されたネジを製造した会社が羽生市にあると知りました
その会社は42年前に打ち上げられた日本初の人工衛星「おおすみ」のためにチタンのネジを作り、
今回の「はやぶさ」のプロジェクトでもエンジンの組み立てに使用された3mm程度の小さなものから
部品をつなぎあわせるための長さ12cmの大きなものまでおよそ500本のネジをすべてチタンで製造し供給したそうです
チタンは軽くて強度に優れているため人工衛星のネジには適しているのですが、加工が難しく時間もかかるため
近年打ち上げられた人工衛星でもすべてのネジをチタンで作ることはほとんどないそうです。
それをわずか30人ほどの従業員で作り上げたというのはすごいことです
こういった素晴らしい技術と実績を持った企業が宇宙プロジェクトを支えているんですね
埼玉で作られたネジで組み立てられた「はやぶさ」が小惑星イトカワ着陸したと思うと
なんだか宇宙が少し近くに感じられるような気がします
宇宙旅行の計画も現実になりつつある今、そのうち外国に行くような感覚で宇宙に出かけられるようになり
本当に宇宙が身近になる日もそう遠くない未来なのかもしれませんね